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【Block B】流れが変わるか K-POP【カムバック】

Block B

最近やたら忙しい感じもありますが、6日のSEVENTEENに続き、7日午前 0時にBlock Bがカムバックいたしました。

前作の「YESTERDAY」から 9ヵ月ぶりですね。

しばらくZICOのソロ活ばかりに目が向いていたので、すっかり他のメンバーの存在を忘れていた私。

今回のタイトル曲はヒップホップ前面押しです。

Block Bとして、タイトルにこんな感じの楽曲を持ってきたのは初めてではないでしょうか。

私はたくさん語れるほど、このジャンルには詳しくないのですが、オールドスクールに近いヒップホップ+ラップをそのまま提示した形になっているのかなと。

このグループの曲は、そのほとんどをZICOがつくっています。
彼の音楽センスの良さ、すごく有名ですよね。

ラップだったり、曲の構成だったり、プロデュース能力だったり。
すべてにおいてバランスが均等に取れているし、平凡に終わることもない。

ほんと、うらやましいくらい様々な場所で高評価を受けるに値する才能です。

だけど今回のこのカムバック曲「Shall We Dance 」を聴いた人は、絶対に思ったはず。

「ちょっと古くさくね? ダサい気がする」と。

まあ、それはそれで正解なんですけどね!

実は今年後半のK-POP界、楽曲の流れ自体がものすごく大きく変わってきています。

そのため、ジャンルの違いはあれど全てのグループがひとつの方向に向かって走りはじめている。といった感じ。

Block Bもまさにそのひとつ。
今回もまた、しっかりとその波に乗せてきた結果の曲です。

この波というのは、いわゆる懐古主義と呼ばれるもの。
簡単に言えば「懐かしい感じ」とか「古くさい感じ」です。

私のブログでは「EXO」「BTS 防弾少年団」「SEVENTEEN」と、それぞれのカムバックについて先に書いてきましたが、
彼らもまた「懐かしい感じ」のメロディーを多用しています。

ここ数ヶ月、実際にあなたの推しグループのカムバック曲に対して「ダサいな」と言った同ペンも少なくないはず。

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今現在のK-POP界、楽曲に関しては言えば正直どのジャンルも頭打ち状態です。
あっちもこっちも似たような曲調で飽きやすい。
だけど新しい音楽ジャンルは生まれないの繰り返し。

そのため、これを解決する最終手段として「懐古主義」を楽曲に取り入れ今までとは違った新鮮さを売りはじめたんです。
(※ただし、作曲家やプロデューサーのアレンジ能力によっては、かすりもしない駄作になる危険性も)

今や誰もが知るEDMやヒップホップ、R&Bなどなど、全ての音楽ジャンルには、過去に黎明期 (新しいジャンルが生まれた時期) と呼ばれる時代があって、今も昔も音楽を商売にする人たちは必ずこのルーツをたどります。

新しいものを生み出すためには必要不可欠なものですからね。

そして今回のBlock Bは、今聴けば古くさいとも取れるヒップホップのルーツをあえて最大限に生かし、アレンジは最小という他の韓ドルとは全く逆の方向へ向かいました。

他のグループは探り程度、ハズレない程度にやってきたのにね。

流行りは繰り返されると言われますが、この楽曲の「古くさい感じ」に対しては、聴く側の耳がどれだけ受け入れてくれるのか….
また、このダサい感じを新鮮だと受け取ってくれるのか….

その辺は今後のチャートで判断できればと思っています。

私自身はこういうの大好きなんですけどね。楽曲に見え隠れする計算高さも含めて。

ちなみに昨日カムバックした「SUPER JUNIOR」や「TWICE」も同じ懐古主義路線を歩んでいるので、現在のK-POP界の流れを頭におきながら聴いてみるのも面白いかもしれません。

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