昨日の夜、SMEがチェンベクシに関する公式立場を発表しましたね。
今年に入ってからも何度か名前が出ていたこの問題。
チェンベクシ側の「すべて解決した」という発表で、「やふーぃ!ついにEXO完全体始動!?」と思っていた人も多かったと思います。
なーのーに、ここにきてまた流れが変わって、なんとも不穏な空気が漂い始めました。
SMEが出した公式立場をざっくりまとめると以下。
- チェンベクシとの紛争は法的な合意とは別で、チーム活動もまた別問題だと考えている。
- 3人が支払うことになっていた個人活動の売上10%がまだ支払われていない。
- 複数の紛争で信頼関係が壊れたから、まずはそれを回復する努力が必要。
- 3人の発表には事実の歪曲があるので「遺憾」を表明。
- 12月から始まるEXOの活動はSMEが責任を持って支援する。
SMEの主張は「10%の支払いがまだされていないのに合意したとは言えないし、チームに戻るなら信頼回復が先」というものです。
いや……お互いまったく話が違うじゃん。
チェンベクシ側は「10月の初めにSMEの条件をすべて受け入れた」とか言ってたよね?
昨日なんて「まさかのEXO完全体?」ってウキウキするタイミングだったのに、SMEが「10月16日にチェンベクシが先に異議申し立てしたじゃん!」とガッツリ指摘。
『受け入れた』と『異議を出した』では意味がまったく違うから、結局、どっちの言い分が正しいんだい?という疑問だけが残りました。
ここで改めて2023年6月に交わされた合意書の内容をみてみると「EXOとしての活動はSMと続ける。個人活動の収益の10%をSMに支払う」というもの。
が、ベッキョンが立ち上げた会社 INB100で個人活動をしたにも関わらず、支払いがされなかったことが今回の争点になっています。
これ関しても、INB100が本日の公式発表で「チェンベクシの3人はSMEの条件をすべて受け入れ、個人活動収益の10%についても支払う意志がある」と改めて明言しました。
ただし、支払いは法的紛争が完全に解決し、すべての手続きが終了した後に行うという条件付き。
グループ活動への参加意志もあるし、EXOをひとつに戻す努力を続けるよー、とも言っています。
でも、支払う意志があると言ってはいるものの、いつ、どのような条件で支払うのかという部分がはっきりしていないんですよね。
そりゃSMEとの認識にズレが出てくるのは当たり前だわ。
INB100は「10月2日の調停期日後、チェンベクシ側はSMEの条件を受諾した」と言っているけど、SMEは「10月16日に3人が異議申立てを行った」と反論しちゃってるし…..
いや、エッセムめっちゃ怒ってるじゃん。
おまけに、EXOの年末活動が完全体かどうかも今も言ってないし、泥沼パターンになりそうな気配が見え隠れしとる。
それと、今回のSMEの文章の中で特に印象的だったのが『信頼が大きく壊れた。EXOのメンバーやファンに傷を与えた』という部分。
確かに、この問題が報道されるたびに、ファンの間でもさまざまな意見が出て「誰を信じたらいいのか分からない」と感じる人も多かったと思います。
どちらが正しいかの前に、信頼関係が崩れたまま活動を続けるのは難しい、というのは誰もが納得できる部分ですよね。
SMEもチェンベクシも、それぞれの立場や事情があるのは分かるけれど、やっぱりお互いに立ち止まって信頼を取り戻すことが先なのかもしれません。
まあ、どちらが悪いとか、どちらの言い分が正しいのかを判断するのは難しいけどねー
でも一つ言えるのは、EXOというグループには忍耐力の強いファンがいて、その支えですべてが成り立っているということ。
この件でニュースが出るたびに、少し寂しい気持ちになる人も多いと思いますが、冷静に状況を見守りながら、彼らの音楽とこれからの歩みを応援することが出来ればいいんじゃないかなー
と、思いたいTime Holicでした。
