こんばんは。Time Holicです。
きっともう二度とバンタンの記事を書くことはないんだろうなーと思っていましたが、ここに来てめちゃめちゃドツボにハマれた曲が出ていたので遅ればせながらレビューにはほど遠い超簡単感想を。
正確にはバンタンではなく『AGUST D』ね。
ホント、何年ぶり?と記憶をたどらなくちゃいけないくらいの期間を空けてMix Tape 『D-2』を公開いたしましたー。
日本人からは絶対に出ないであろうこのゴリゴリ感とガツガツ感、大好きです!
歌詞は朝鮮王朝時代の王と下層階級の下民の話を織りまぜながら現代版へと進化させ、現在のSUGAこと『AGUST D』の心の内を表現しています。
この『大吹打』というタイトルについてはいろいろな方のブログやSNSで王が外出する時や戦へ赴く際の行進曲、伝統音楽だと書いていますのでそちらを参考にしてください。
しかし2拍子の音楽をよくもまあここまで立派に仕立て上げたもんだとひたすら感心中。笑
伝統音楽とか民族音楽って基本ラッパ系と打楽器 (時々弦楽器) で作られるシンプルなものが多いので非常に聴きやすい部類に入ると思います。
なので、世界中にこの曲、または『AGUST D』の存在を知らせるのにはとても良い曲だったのではないでしょうか。
そして今回の『D-2』、他の曲の歌詞もめちゃくちゃ良くて私の中では大当たり。
ほんの数分という時間の中でディスりを含め人間誰もが持っている女々しさや冷酷さを淡々と表現していくのって実はすごく難しいんですよ。
多少の修正は受けたとしてもこの辺については確かに天才だと言えます。
バンタンでこれ系が出たらゲヘゲヘ言いながら追ってたんですけどね。
やっぱりアイドルは商売だから無理かー….なんて思ったり….いや、妥協はアカン!
ま、前作よりアンダーグランド感が増した分、私の脳内にズバッと入り込んで来たので今回のMix Tapeの感想を載せてみましたが、今後、本陣のバンタンについて書くかどうかは分かりません。
全ては曲次第かな。
ところで他の曲『What do you think?』のサンプリングの件でいろいろ言われてビッヒが謝罪していましたけど、余程の才能がない限り一から十まで作曲するわけじゃあるまいし、ビッヒじゃなくてサンプリングした人物が謝るべきでは?と思ったのは私の個人的な考え。
昔からアングラの世界では危険人物のサンプリング等のモロモロはよく使われているんですけどね。