こんばんは。TimeHolicです。
本日は大々的な宣伝もなくカムバックしてきたSuper Mの第一弾シングル『100』について。
K-POP関連の記事ではパワフルなエネルギーが感じられる歌詞が印象的だと書いてありましたね。

Super Mには不可能なことはなく、全力を尽くして頂上に向かって上がろうでしたっけ?
まあ確かにそんな歌詞ですが、本当に強烈なのはそんなイケイケドンドンな部分ではありません。
だってほら、作詞作曲にマークが参加していたとしてもクレジットにはユ・ヨンジンの名前があるじゃない。
まさかSuper Mでもやるとは思わなかった風刺系の歌詞…….これに気づいたあなたはSMEの本当の面白さを知っているはずです。

奴ら全員俺たちのものを欲しがっている

上を見上げてみろ 俺たちはあの上にいる

俺たちを引きずり下ろそうとしても俺たちの周りは熱い

奴らが言うもの奴らにくれてやるよ

俺たちがここに来た理由を探ってみよう
おもいっきり抜粋しちゃいましたけど、基本的にユ・ヨンジンが関わるこの手の歌詞はストレートに受け取ったらいけません。
今回はアメリカに特化したグループということでほぼ9割英語の歌詞ですが、上記のように風刺がたくさんちりばめられています。
※イ・スマン氏の画像を使ったのはただのジョークです。笑
そして最後に抜粋した歌詞はSuper Mを聴いたあなたへの課題提示。

なぜ今SMEから新人ではなくアベンジャーズグループ『Super M』を作りアメリカに進出させたのか、さあ君も考えてみよう!
こんな感じ。
まあ、SMEの謎提示は今に始まったことではありませんが、ファンが始める謎解きによりグループのコンセプトストーリーを自由に変えていくスタイルも私がSMEを好きな理由のひとつです。
あ、ちなみに曲そのものは普通です。
今流行りのK-POP曲とはだいぶ違ってテンポは110bpmくらいのちょい遅め。
それでも力強く感じるのはドラム部分 (リズム) をループさせて強調しているから。
歌い方もダンスもSMスタイルからはいっさい外れていません。
人によっては古くさいとかダサいとか思うかもしれませんが、そう思われたあなたに私自身が断言します。
バカでもアホでもない。
それが正常な感覚!
そんなあなたをぜひ褒めてあげたい。
この曲のベースは90年代のダンスミュージックなので古くさいという感覚が正解です。
そしてMVの作りもちょっとダサめ。
と言ったら失礼なのでオールドスタイルだと言っておきます。笑
私には80年代の近未来映画ターミネーターとかトロンのワンシーンのように見えました。
それをSMEが狙ったのかどうかは不明ですけどね。