日本のファンミでウォヌが空港で着たTシャツを出品して32万で落札？させて猫の団体に寄付したとか、ホシが母校に寄付したり、セブチがデビュー日に子供たちのところに寄付したりとか、いつもこういう話を聞いて寄付することは当たり前じゃないのに凄いなとただただ思うのですが、これは他のグループでも当たり前のことなのでしょうか？？
本日は予告していたアイドルの寄付活動についてです。
K-POP界というかアイドルも俳優も最近は寄付をする方が増えてきて、毎年定期的に報道されるようになりました。
日本では寄付文化自体があまり浸透しておらず非常に珍しく思われがちですが、お隣の国では寄付やボランティア活動が盛んに行われていて寄付団体も非常に多いです。
セブチはもちろんバンタンやSME所属の子たち、JYPやスタシなど会社の大きさに関わらず参加する人やグループも増え、寄付団体を通さない寄付も非常に多くなりました。
寄付活動が始まった最初の頃 (2000年代半ばくらい) は貧困層へ暖房用の練炭とお米を寄付するのが主流でしたが、今は現金や他の物品がほとんどです。
そういえば、NCTのメンバーがルーキーズだった頃に直接貧困家庭に練炭とお米を届けに行くボランティア活動をしていましたね。
このSMEの寄付兼ボランティア活動は練習生の必須科目だったんですが、現在もやっているのかは不明。
SMEって寄付やボランティア活動に関しては秘密主義を貫くんだけど…..理由を知っている人はぜひ私に教えてください。笑
そして、以前は貧困層へ向けた寄付がほとんどでしたが、最近では動物愛護や難病患者、障碍を持つ方への寄付も盛んに行われています。
それに伴いファンダムも寄付活動に積極的に参加してARMYやEXO-Lによる森の造成やリレー献血といった寄付、ファン個人が数十万円を集めてグループやメンバーの名前で寄付したりもしています。
当然、逆パターンもあってグループがファンダムの名前を使い逆寄付をしたりと本当に様々な形で寄付文化が形成されました。
正直、日本ではほとんどのファンはやらないですよね。
CDやグッズは大量に買うしスミンもたくさんするけど、アイドルの名前で日常的に寄付をしたりする方ってなかなか少ない。
好きなグループを1位にするのも応援ですが、別の形でも応援する方法はたくさんあるはずなんですが…..
まるで24時間テレビの募金活動だけが寄付文化と言わんばかりに少ないですよね。
実際、1人100円の寄付でもファンダム全体になると金額は大きくなるじゃないですか。
本国のファンダムはそれを分かっているからこそ自分たちの結束力を駆使して寄付をしているんです。
貧困層や難病の人たちの中にもK-POPを好きな人がいるはずだから寄付をする。
自分の好きなグループが稼いだお金で寄付やボランティア活動をするなら私たちも一緒に手伝いたい。
それが本国ファンダムの寄付に対する考え方です。
寄付をたくさんするアイドルは寄付天使とか寄付王と呼ばれたりもしていますが、こっそり寄付をして報道に出てこないアイドルも本当にたくさんいます。
寄付文化が根付いていない日本とは違って、学生の頃からチャリティーやボランティア活動を授業に取り入れていたり、アメリカやヨーロッパなど当たり前のように人助けの精神が根付いた国に留学する人も多いじゃないですか。
アイドルにも一般人にもそんな精神が根付いているのは本当に良い文化だと言えるし、先進国の中でも超絶貧乏になってしまった日本からしてみても、確実に成長できる羨ましい文化だなとも思っています。
ちなみに、本国で唯一非難された寄付は自分たちが好きなアイドルのCDを大量に送るというもの。
トレカだけ抜いて寄付という名目で処分するのかよ！と言われていたのが印象的でした。笑
これを読んでいるあなたも、いつか誰かに寄付をする日が来るかもしれません。
寄付は金額が多ければ良いというわけでもなければ、高い品物を送るというものでもありません。
献血でもヘアドネーションでも米1合でも手作りのぬいぐるみでも、必要な人に渡った時点で立派な寄付なので、機会があったら何かひとつチャレンジしてみてください。
そうそう、K-POPの中には時々音源収入の何割かを寄付するという活動があったりもするので、何に参加していいのか分からないといった人にはこちらをおすすめします。←私はこれメイン
おまけ～
急に思い出した (笑) 知る人ぞ知るルーキーズ時代のNCT。