Time Holicです。
セブチの『MAESTRO』を聴きながら~、そう、考察は後回しにしてチマチマと隠されたフレーズを探している私がいます。
セブチにとっては新たな世界に突入するためのミッションかもしれませんが、きっと私に与えられた使命は….
曲に対する称賛は別の人に聞くから、お前は隠しコマンドを探しやがれ!という妄想。笑
いや、正直に言ってMV公開時からずーっと探しているんだけどさ、どうしてもアジュナとオチョナが分からんのよ、、
残りも、たぶんコレなんだろうな程度で本当に分かりづらい!
アッキンダはまんま入っているからあなたも気がついたと思うけど、他はマジで高難易度ミッション。
インストゥルメンタル聴いても全く分からんかった。
ので、とりあえず考察というよりもMV内で書かれた世界観のヒント…..いや、もうほぼ答えのような気がするけど載せておきます。
まず、最初から印象的だったホシが誰かさんに囲まれているシーンからね。
こちらは、あなたの推しかもしれないAIに囲まれているパフォチリーダーのホシです。
ただし、ホシとAIの実態はコンピューター内の音符のひとつ。
おんぷー!?音符って何やねん!お前はバカなの?
って口からこぼれそうになったでしょ、そこのあなた。笑
私も自分で何を言ってるんだ?って思う。
でもね、MV全体を見渡してみると全部の流れが楽曲制作の過程を表しているんですよね、、
マジで。
だってほら、上に出てくるアイテムは宇宙工場に全部あるじゃないですか。
ついでに言ったら、メトロノームや管楽器、弦楽器を奏でるオーケストラも太鼓も楽曲制作に欠かせないDTMとかDAWソフトの中に入ってる。
いやはや困ったね。
なんでこんなに恐ろしく楽しいんだろう今回のMAESTROミッション。笑
そして、極めつけ。
そこにいるのは名プロデューサー、イ・ジフン氏じゃないですか。
これを見れば、あなたもきっと分かるはず。
鍵盤の向こう側は楽曲制作用のPC内で、ウジが立っている場所が現実だということに。
そして、歌詞にもガッツリと書かれています。
始めよう
チューニングを合わせてみようか
ひとつの音程
基準に合わせてやってみよう
SEVENTEENのスケルツォ
では、ここであなたに質問です。
冒頭のAIの話はどこに繋がるでしょう?
私は休憩するからCARATみんなで脳ミソをフル回転させて考えてみてー!なんて、逃げるようなことを言うわけがない。←本当は言いたいけど 笑
ここであなたに考えてほしいのは、制作用のPC内に存在するAIとロボットの違いです。
実際、ここ数年で生成AIと呼ばれる人工知能を搭載したプログラム技術が発展したおかげで、アーティストの声をAI音声に落とし込んで勝手にカバー曲を作る人なんかも増えてきましたよね。
音楽以外にも画像やブログ記事だったり、youtubeのシナリオだったりもチャットGPTのようなAIツールを使えば短時間で書けちゃったりするわけ。←音楽の神に誓って、私は使っていません
「進化したAI技術が溢れる中で真の創作とは何なのかについて表現しようと思った」とセブチが言及するくらいなんだから、MVを探せば当然その要素はたくさん出てくる。
というわけで、他の方の考察にもあるように仮面らしきものを被っているのがAIです。
AI自体は誰かが作らない限り、顔というものが存在しません。
だから、コピーされたくない人は戦うでしょ?
人間とAIは違うものなんだから。
ただし、ミンギュのAIだけは誰かがコピーした顔と声を手に入れてます。
AIの音声ってさ、まだまだ技術的に不足する部分もあって、聴くと少し異質な部分もあるじゃない。
MAESTROにもSEVENTEEN RIGHT HERE!という定番のコールが入っていますが、ここで一瞬テンポが狂ってミンギュの歌が被りぎみになっているのは、その異質さを表現したんじゃないのかな。
そして、あの白いロボットはセブチのヒューマノイドです。
エヴァンゲリオンみたいなデカいやつは置いといて、PC上での曲作りは基本的にプログラム内で行うものなので、音符を入れることが出来ても人間の身体はそこに入って行くことが出来ないじゃないですか。
だから13人に置き換えたヒューマノイドが楽曲制作に参加しているんです。
ま、基本的に声を含む音はPC上ではただの波形だからねー、トンネルの中をヒューマノイドが走って届けているとでも言えばいいのか…な?
ちなみに、このMVの面白いところは最終的にAIさえも取り込んでしまっている部分。
映像をじっくり観ていれば分かると思うんだけど、AIの集団が上空でグシャっとまとめられていますよね。
そこから外れたAIミンギュ=音符は逃げ出そうとしたけど、見つめ合ったら最後、ひとつの音として取り込まれて調和しちゃうっていう内容。
逃げた音符にリズムからブレスの知識、音の強弱とテンポまで、マエストロの指揮に合わせることも教えてる。
そりゃそうだよね、最初でテンポがズレていたんだから、もともとのテンポにあわせろよ!ってなるのは当たり前。笑
結果、AIを取り込んでビートからメロディ、映像まで上手く合わせれば、いずれ世界を変える音楽が出来るかもー、、という未来を予測するような話になっています。
そして最後に、ティーザーで言及していた『AIによって何でも作り出せる現実において、本当のMAESTROは誰なのか?』という一文。
あなたは答えが出ましたか?
こちらもセブチ自身がすでに答えを教えてくれていますよ!
セブチに向かっていつも CARAT棒 指揮棒を振っているのは果たして誰でしょうか?