本日はだいぶ時間が立ってしまったけど、セブチのユニットS.Coups × Mingyu=CXEの曲『5,4,3 (Pretty Woman)』について〜
昔の超有名な映画、Pretty Womanの曲をまんま演奏し直して組み合わせたオシャレ曲。
音も雰囲気も全部が洗練されてて、無理にカッコつけてる感じでもないし、語彙力ないけど好きな曲を自由に鳴らして楽しくやってる感がセブチらしい。
ラッパー2人だけど、実は見えないところに11人いるんですよー!って思えるんですよ、この曲。
しかも、2人の声の相性も良い。
クプスの落ち着いた声と、ミンギュの柔らかい声とのバランスが、曲全体に余裕を生んでる気もするし、ガツガツしてないのに存在感あるし、音と声の間にちゃんと間があって、それがまた良いポイントになってるんですよね。
曲の展開もスムーズで派手な構成でもないのに、しっかり作り込んである。
最近というか、昔からずっとK-POPの定番曲ってめちゃめちゃ音を詰め込むじゃないですか。
でも、この曲は引き算系でだいぶ音を削ぎ落としたシンプル系。
おまけに、歌詞も映画の世界観を保ったまま、現代の強い女と全力で守る男の様子が描かれてる。
映画のPretty womanって見たことあります?
娼婦が金持ちと出会って人生が変わる王道のシンデレラストーリーなんだけど、『5,4,3 (Pretty Woman)』は、差別を受けがちな女と世界を股にかける男の物語に変換されています。
全体に流れる抜け感も高ポイントで、力を入れずにカッコよく聴かせるって本当に難しいのに、この曲はそれを自然にやってのけてるんですよー。←AIには全体に出せない抜け感 笑
一言で言えば、聴けば聴くほど静かに熱く 萌え〜る 燃える曲。笑
派手な感じでもなく、感情を爆発させる感じでもないのに、聴いた後に必ず余韻が残る、そんな曲です。
何度も聴きたくなるのは、それが心に刺さるからだよね、きっと。
絶妙なテンポと2人の声の組み合わせとPretty Womanのメロディと力強いリズムと、、何度リピートしても飽きない。
いやあ、みんな大人になったな。
