こんばんは。Time Holicです。
連日続く新型コロナ関連のニュース。
韓ドル界でも当たり前のように公演やイベントの中止が相次ぎ、音楽番組もカムバックショーケースも無観客、無観覧で行われていますね。
2020年デビュー組はもちろんですが、カムバック組や人気絶頂期で世界中を飛び回るグループでさえこのまま続けば会社の経営が傾くんじゃないのか?と思わせるほどの影響力。
そんな最中でぜひこの機会に新人発掘を!と思いながら休日のたびにYouTubeをあら捜ししている私ですが…..正直、魅力あるグループを見つけることが出来ません。笑
なので今回は、先日バンタンのRMことレプモンが「軒並みの公演中止に怒りがこみ上げた」と言った発言に関連してひとつ。
みんな気になる韓国アイドルの収益配分
についてお送りいたします。
まず最初に、現在もネット上で出回っている以下の画像。
これは2015年頃に作成された韓国アイドル基本収益配分表と言われるもので、あなたも目にしたことがあるかと思います。(※翻訳もつけました^^)
元が横長なのでスマホからは見づらいですがなんとなくで見ておいて下さい。
実はこちらの配分表は公式のものではなく、中国ファンが作成しチラシの裏 (噂話) としてネット上で配布されたもの。
実際は韓ドル自身がテレビやラジオで発言した内容と収益配分問題などで議論になった際の事務所の公式立場文などをまとめ、導き出された数字です。
私自身、最初にこれを見た時は本当に驚きました。どこでこんな情報を手に入れたのかめちゃめちゃ不思議だったので。
だって….ほぼ合ってるしさ… 自粛。
ちなみにSMEの音盤収益配分 (初期) が会社95 歌手5となっているのは自社でほぼ全ての制作を賄っているからであって守銭奴だからというわけではありません。←ここやたら誤解が多いのであえて言っておきます。
韓ドルに対する収益配分としては高低差があれどどこも意外とちゃんとやっているように見えますが、可哀想なのがFNC歌手。
もう5年も前の情報なので、現在は少し変わったかも知れませんが損益分岐点以下は配分なしというのがちょっとね。
この損益分岐点というもの…説明下手で申し訳ないんですが、音盤制作時にかかった費用と音盤の売上が等しくなった地点の事を言います。
簡単に言うと、50万円の費用をかけて作ったCDが売れました。
50万円を越えた売上高があれば分配するけど50万円以下なら分配なし、0円だよー。ということ。
FNCの音盤初期 (デビューアルバム) 配分は7:3なので51万円で配分があったとしても1万円を会社と歌手で分けることになります。
※注) 50万円は例えなのでその金額でCDが作れるだなんて思わないようにお願いします。実際はもっとかかります。
練習生時代の投資費用を除いても音盤や音源で韓国アイドルは稼げないという話は上の配分表と合わせてそんな所からきています。
「じゃあやっぱりコンサートで稼ぐしかないじゃん!」
と、あなた今そう思ったでしょ?笑
まあ実際そうなんですけど、以下にコンサートの収益構造表を貼りますね。
とりあえずSMEの収益構造表しか見つからなかったんですが、だいたいどこも似たようなものなのでひとつの指標として捉えておいて下さい。
※もちろん翻訳つけました。
実際の金額はチケット価格に比例するので韓国コンサートの収益配分が高くても実入りは日本の方が良いです。
問題は結構経費がかかること。
表の (-) はそのまま売上から引かれる経費となっていますが、SMEではコンサート原価 (会場使用料や設営費など) + Avex share (企画や宣伝費など) でごっそり持っていかれます。
ロイヤリティは商標権や著作権に対する売上。
まあ実際はSMEの日本法人とAvexは共同事業を行っているので完全なる (-) ではないんですが…(実はYGも似たシステム)
他の会社 (Big HitやPLEDISなど) は外部にお願いしているので完全なる (-) ←ビッヒジャパンって何のためにあるんだろー….税○対策?
中国はミニマムギャランティ (MG) と呼ばれるシステムでライセンス契約における最低保証金を先に払うタイプになっています。
最低保証1000万円を貰ったら実際に売上がなくても保証金がまるまる頂ける感じ。
中国だけではなく海外はだいたいミニマムギャランティでの収益になっているので、客席がガラガラでも良い理由がここに….まあその….うん。
以前私は日本のコンサートは赤字かトントンと言いましたが、本当にロイヤリティ (ほぼグッズ系) で何とか回収!の世界なんだと表を見るたびに改めて実感しています。
日本と違って韓国はイベントやコンサートをこなしてナンボ!の世界なので人気絶頂期は大規模なツアーを組んで回数こなして稼がなくちゃいけないのはお察しのとおり。
ですが世界各国でたくさんの制限が出されている今現在、残念ながらどんなに売れている韓ドルでもコンサートやファンミーティングのような集客イベントはできません。
出来ることは番組放送活動やCM、グラビア、YouTubeくらい?←まだある?
地上波なんて才能がなければ一発で終わっちゃうし、ひしめく韓ドルの中から選ばれることさえ難しい世界ですよね。
もちろん認知度がない新人は何も出来ないわけで、稼ぎがないから「さようなら」も普通にあるのが韓ドル界です。
せめて会社の減収で不採算整理は当たり前とならなければ良いのですが…
本国ファンダムも全力応援できる状態でもないようですしね。
私ももう不満しか出てきません…….
めちゃめちゃ情報集めづらいし、無観客放送とか見ててもつまんない!
なんかもうみんな生き生きしてないし、V Live系も個人オタじゃないから飽きちゃうしさ、休みの日にはひたすらちょっと前の韓ドラとか映画とか見て結局目が痛くなって寝るみたいな。笑
ま、私の不満は置いといてさっさと事態終息に向かってくれないと韓ドル界の崩壊と共に私のメンタルも崩壊という結果になりそうです。
以上、久しぶりに長くなったうえに何を言いたいのか分からないような中身になってしまいましたが、本日の記事もまたいつもと同じ噂話。もしくは夢….を見たんだということで。