久しぶりのバンタン記事です。
先日18日に3rdアルバム『LOVE YOURSELF 轉 “Tear”』でカムバックしたBTS 防弾少年団について、「今回のアルバムはどうでしたか?」と聞かれましたので、ここでお答えしますね。
私は上のアルバムタイトル曲をYouTubeで見たあとしばらくしてから全曲聞いたんですが、、まあ普通にカッコ良かったですね。
楽曲に関しても全体のバランスに関しても非常に良く、パーフェクトに近い仕上がりでした。
ただし、これはあくまでもアメリカンポップスの『BTS 防弾少年団』としての話。
個人的にはアメリカンポップスではなく、K-POPの『BTS 防弾少年団』として聴きたかったんですけどね…..
私自身、防弾少年団に対して世界中で人気がある、または売れているという言葉を否定することはありません。本当にすごいことだと思っています。
ただ、今回のアルバムには前作まで見えていた反骨精神がまったくと言っていいほど反映されておらず、今後の彼らの行く末が見えてしまった。というのが率直な感想。
もちろんビルボードでのパフォーマンスも見ました。
ですが、ワクワク感もドキドキ感も感じることなく、ただ動くBGMとして漠然と視聴しただけ。
16年の賞レースで初めて大賞を受賞した時、その時受けたトロフィーの本当の意味を後で知った時、とても悔しい思いをしたはずなのにね…
泥水をすすらずに回避するつもりなの?と問いたいくらい反骨精神は反映されていませんでした。
大人になったと言われたらそれまでですが、その時の悔しさや憤りを表現しなくなったのなら大衆向けのポップスになっても仕方がないのかなと、そんな気持ちです。
一応、シリーズ企画もののアルバムなので、次回の『LOVE YOURSELF 結 (仮)←たぶんリパケ』まではちゃんと聴こうかなと思っていますが…..
このまま行けば彼らの人気自体どんどん落ち着く方向に進むでしょう。 (優しく言いましたが私の予想では2年以内)
これから先も自分たちを散々振り回したあの企画会社の鼻を実力でへし折りたいと考えているのなら、独走中の今が最大のチャンスだったはずなのにね。
もう遅いですけど、今回のアルバムで今まで以上の反骨精神を表現していれば『BTS 防弾少年団』という揺るぎない地盤を確立できたのかな。とも思いました。
まあ、このままアメリカンポップス路線でもいいですけどね。
そうなったら私はついて行きませんけど。笑
ということで今回の感想は、私にとっては気分的に腑に落ちないアルバムだった。の一言です。
とりあえず、防弾少年団については最終章がまだ残っているので次回に期待します。