スキズのバンチャンがブイラでリップシンクについて語っているものがあって、よく理解できない部分があったので質問させてください。
一曲(ソリクンでした)の中で、ここはリップシンク~、ここはライブ~、ここはバックトラック~と一つ一つ説明してましたが、K-POPのグループってそんなにいろいろと変えるものなんですか?
あと、頑張ってオートチューン?チューン?の説明もしてくれたのに、これも理解できませんでした…。
オートチューンというのは音痴でも歌を上手く修正してくれるという解釈で合ってるのでしょうか?
その話を聞いてから「歌が上手い」の基準が分からなくなって、もやもやがおさまりません…
でんでんさん、メッセージありがとうございます。Time Holicです。
V LIVEのURLを付けてくれたおかげで探さずにすみました。笑
他にも気になる方や、大まかな話の流れを知りたい方がいらっしゃれば、リップシンクの話は01:08:00くらいからなので以下のリンクから飛んでみてくださいね。
※日本語字幕も設定できます。
いや、それにしても本当に詳しく説明していましたよね、バンチャン。
翻訳が曖昧な部分もありましたが、なんとか噛み砕いて捕捉という形で説明します。
まず、一曲の中でリップシンクやバックトラック (MR)、ライブ (生歌) と分けるのはK-POP界では一般的なことです。
グループによっても違いますが、ラップパートが生歌、サビ部分はリップシンク、残りはMR (バックトラックは長いので以下MRで統一) で被せるパターンが一番多いかな。
リップシンクについても、あのV LIVEの中でバンチャンが話した通り、MRはあくまでも被せとして使用するものなので実際の現場では歌を歌わなければなりません。
ただし、疲れて声が出ないアイドルは歌わずに飛ばすこともあります。←これは音声が薄っぺらくなるので誰でもすぐに分かると思う
動画の後半では「生歌がMRに埋もれたら、リップシンクと同じじゃん」というコメントがあったようですが、そこでMRとマイクボリュームのバランスについても簡単な説明がありました。
正直、めちゃめちゃ失礼なコメント (私なら確実にぶちギレてる) だと思ったんですが、あのバランスについては放送局側が調整することなので、アイドルにはどうすることもできません。
ちなみに、私はチッケムの方が好きだとよく言っていますが、これは実際の放送よりも直接現場で撮られた動画の方が明確に音声が聴こえるからです。
そして、オートチューンと音程を補正するチューンの違いですが…..
これはもう本当に説明が難しいんですよ。
バンチャンは「オートチューンはプラグインで、みんな混乱する」的な発言をしましたが、その混乱の原因はオートチューンも単なる音程補正用チューンも同じソフトウェアだからなんですよね。
要は一つのソフトウェアで両方できるということです。
オートチューンはボカロのような機械的な声にしたり、歪みを加えて拡声器から出るような音声に変えることができます。
もちろん、そのソフトウェアには普通に音程補正ができるチューン機能もあるので、組み合わせによっては音痴を改善した生歌に近いボーカルを再現することもできます。
ま、補正にも限界はありますけど。笑
正直、歌が上手いとか上手くないの基準は人それぞれで、バンチャンの話も受け手側の捉え方次第で変わると思いますが、厳しい競争社会を生き抜くためにK-POPアイドルには何が必要かを考えてみれば、モヤモヤすることはないと思います。
特に大きな事務所のK-POPアイドルは、要求された実力をクリアして初めて成り立つ職業なので、バンチャンの話はバンチャンの話として…..まあ、ちょっとした裏話をしてくれた程度に受け止めておけばいいんじゃないでしょうか。