前回の続きです。
タイトルに入れたように、グループを守るため、もしくは推し個人を守るために抗議やデモに参加したことがある人にはぜひ読んでもらいたい文章を翻訳しています。
気になる方は下の第1章から読んでみてくださいね~
プロデュース101のシーズン2は大ヒットした。
NU’ESTメンバーのほとんどを出演させたプレディスは、1人をWanna Oneに合流させる成果を収めてシーズン2の真の勝者となった。
NU’ESTは華麗に復活して翼を広げ、日本での良くない出来事や長い空白期のせいでバラバラになっていた既存ファンダムと、プデュで新規に流入したファンたちが合流し、途方もない火力を見せて彼らの帰還を祝福した。
NU’ESTの活動が金になることをファンダムが証明してくれたおかげでハン・ソンスはグループ活動を再開させ、ファン自身も「あんなプレディスでも私たちのオッパが活動し始めたから」という気持ちで心強い支援軍になった。
しかし、PRISTINはNU’ESTの大ヒットにより冷や飯を食べる身となってしまう。

これを非難するファンもいたが、僕は特に非難されることだとは思わない。
あなたがプレディスの株主だと考えてみてほしい。
金にならない事業のために億単位の金額を投資する戦略に同意できるだろうか?
絶対にできないはずだ。
プデュのシーズン2で確実に認知度を得たNU’ESTに投資するようにと助言するだろう。
NU’ESTの活動で売上が大きくなれば、その配当と株価も上がるだろうから当然のことだ。
しきりに義理だとか就職詐欺といった戯言を言っても、資本論理の前で義理は力のない感情的な訴えに過ぎない。
カイラの活動休止でPRISTINのファンダムは大きく揺れ動き、NU’ESTのヒットによって会社の関心まで落ちた状況の中、残った数少ないファンは「特定のメンバーでユニットデビューをさせろ」と主張し始めた。
理解はできたが、同意することは難しかった。
ユニットの成功率はグループ本体に火力がどれだけあるかによって決定される。
本体が上手くいってこそ、ユニットの成功率が上がるのは当然のことだから。
そのような側面から見れば、PRISTINというガールズグループが中途半端な状態でユニットを出すのは危険に思えた。
一方で「メンバーの1人が活動休止中だから完全体は難しいし、話題性が高いメンバーを中心にユニット活動をすれば、本体にも良い流れを与えることができるかもしれない」という肯定的な意見もあった。
懸念と期待の中でプレディスは、ナヨン、ウヌ、レナ、ロア、キョルギョンの5人で構成されたPRISTIN Vを公開した。
この5人は、全員がプデュに出演した経歴があり、ビジュアルと認知度まで兼ね備えた核心メンバーだ。
アッケ (悪質な個人ファン) たちが主張していた不純物を除去した真の意味でのPRISTINだった。
しかし、PRISTIN Vは本体の『WE LIKE』よりもさらに残念な成績を出した。
曲はまともな完成度の『Get It』を持ってきたが、大衆は良い曲をわざわざ探して聴くことはなく、チャートに上がった曲だけを好む。
ただでさえ分裂していたファンダムの火力はユニット活動に力を与えることができず、先鋒隊になるはずだったPRISTIN Vは完全に滅びた。
初動販売量は8300枚で販売総数は1万8301枚、音源成績はさらに下がり、活動をすればするほど成績が下落していく怪現象が発生した。
特に今回の活動は、サイン会まで5回を走り、初動販売に力を入れたにも関わらず残念な成績が出たのだ。
すでに大衆はプロデュース101のシーズン1を忘れ、Wanna Oneに熱狂していた。
悪材料が積み重なっていく中で、致命傷となるニュースがもう一つ訪れる。

キョルギョンのソロ活動が中国で大ヒットしたのだ。
PRISTINのビジュアルエースだった彼女は、プロデュース101で個人ファンと認知度の両方を得た核心メンバーの1人だったが、中国でヒットすると会社の立場でもキョルギョンのソロを後押しするしかなかった。
中国は稼ぐお金の規模が違うから。
PRISTINが事実上休業状態となり、キョルギョンの立場でも冷たいご飯と熱いご飯を選り分ける状況ではなかったのだろう。
彼女は中国版プデュでトレーナーの役割をしながら認知度を積み、さまざまな芸能コンテンツを回りながら中国で安定的に活動した。
その後も中国でソロシングルを出し、ドラマの主役まで手にしたキョルギョンはグループからどんどん遠ざかり、核心メンバーを失ったPRISTINは放置されるように管理された。
実際、残りのメンバーの近況を聞いてみると悲惨な気持ちになる。
誰かは宿舎を出たという話があり、別の誰かは学業に集中するためにグループを脱退したという話もあった。
この噂をなくす方法は簡単で、再び完全体で華麗に活動すれば良い。
だが、プレディスはそうすることができずにいた。
根拠のない噂だけがあちこちに広がり、次第にグループのイメージは墜落していく。
2017年に新人賞を受賞して華やかにデビューしたはずのPRISTINは、売れない少人数グループのレベルにまで転落したのだ。
今思えば、I.O.I派生グループの中でも一番未来が見えないガールズグループだったと思う。
他のガールグズループは会社の投資を受けながら活動をしているのに、PRISTINは会社が関心も持たないうえに残ったファンまでアッケ (悪質な個人ファン) 性向が強くなり、ライトファンを取り込んで巨大なファンダムを作ることもできずに転落した。
プレディスは今現在、会社の規模に比べて多くのアーティストたちをマネジメントしている。
僕がハン・ソンスであっても、PRISTINを活動させるくらいなら他のグループを後押しする方が賢明だと考えるだろう。
どこから間違っていたのだろうか。
プデュの参戦が問題だったのだろうか? 7人の支持から? カイラの活動休止から? ユニットを出したこと?
違う、最初から間違っていた。
ここからは僕の考えだから適当に聞いてほしい。
これが僕の言いたいことの全てだ。
女性ソロを一度考えてみよう。
女性ソロで大成功する人はとても珍しく、独歩的な実力や自分だけの色を持っているからこそ成功することができる。
ガールズグループのメンバーが今すぐグループから脱退してソロで出撃すれば、必ず成功できると堂々と言えるだろうか?
うちの子というマインドを置いて冷静に見てみろ。
容易ではないだろうが、ガールズグループがソロに比べて成績を出しやすい理由は明確だ。
少数の個人ファンが一つになって大きなファンダムとなり、このファンダムが火力を証明して活動を続け、持続的な活動を通じて新しいファンの流入を吸収し、更にファンダムを拡張させる構造を取っているおかげだ。
アッケ (悪質な個人ファン) たちは、自分の推しがグループを出ればもっと上手くいくと考える傾向が強い。
うちの子は可愛いから、魅力的だからと。
しかし、それはあなたの考えに過ぎない。
本当に、生まれつきの才能がなければソロアーティストとして生き残ることは難しく、アイドルを辞めてしまえば俳優の道に進むか金持ちの男と結婚するしかない。
グループが終わった後も芸能界で生き残るためには、そのグループが生きている間にファンが最大限の力を使って盛り上げるべきだ。
そうしてこそ「○○グループ出身の○○が今日この場を輝かせに来ました」という言葉で大衆の関心を引くことができる。
グループが上手く行けば、子どもたちも上手くいく。
もう一度言う。
グループが上手く行ってこそ、子どもたちも上手くいく。
この言葉を決して忘れてはならない。
もちろん推しを選ぶことはできるし、うちの子に比べて実力のないお前の子が、なぜ重要な役割をするのかと反論することもできる。
気持ちは理解できるがそれでも我慢しろ。
他のメンバーも注目されてこそ回転ドアが回り、回転ドアが回ってこそグループ全体に力が生まれる。
そのおかげで、あなたの推しも失業者という境遇を避けることができるのだ。
特定のメンバーが気に入らなくても何も言わずに我慢しろ。
メンバー同士のケミを見る楽しさでファン活動をする人も多い。
そのファンのおかげで推しがいても他のメンバーに関心が行き、回転ドアが果てしなく回ってグループの寿命が長くなるのだ。
いくらおいしいハンバーガーでも1年365日、同じメニューだけ食べるのはうんざりだろう。
他の味のハンバーガーも食べてみて、その店のファンになり、よく訪れるようになるのではないか。
そうしてこそ忠誠心が高まり、この忠誠心が火力となって商業性で証明されるのだ。
君の好みを尊重してほしいなら、他の人の好みも尊重してあげてくれ。
選民意識のような狂ったマインドで自分の推しに関心がないファンを愚かだと見下したり、他のメンバーを罵るファンもたくさん見たが、本当に情けない限りだ。
PRISTINはアッケ (悪質な個人ファン) とプデュ派生グループの闇を最もよく見せてくれたグループだったと思う。
このグループの失敗が、オールファンの比率と企画の重要性を証明してくれた。
だから、他のアイドルファンダムでもオールファンをあれほど叫ぶのだ。
人間だからメンバーの誰かは自分の推しと比べて気に入らないこともある。
しかし、だからといって他のメンバーと比較したり、悪口を言ってはいけない。
ファンダムが分裂すればするほど火力は減り、商業性が立証されなければ滅びたグループとなって、あなたがあれほど好きだった推しは血と涙を流しながら失業者の身となる。
プデュシーズン1の時はオールファンの比率を高める途中で兼任議論のために分裂し、シーズン2では、メンバー間のファンダム規模の差があまりにも大きくなって果てしなく争いが起きるなど、オールファンを中心としたファンダムが形成されなかった。
それでもWanna Oneのファンダムは、火力を証明する時は一つになってアルバムとグッズを購入していたし、グループが上手くいけばアイドル個人も幸せそうに見えて、少なくとも最後には笑ってプロジェクトを終えることができた。
プロジェクト終了後もそれぞれの活動に必要な認知度とファンダムを手にしたおかげで、そのプロジェクト自体が人生の転換期としてメンバーの記憶に残っただろう。
活動期間中に敵だけ作ったあの人を除けば。

訳 : デビューステージから気になって見ていたけど、公開放送でメンバーのファン同士がなぜ歓声で激しく争うのか分からない。自分の推しが一番多くの歓声を受けて元気が出ることを望んでいるようだけど、同じグループ内でそれはないだろ…
そうでなくてもPRISTINは事件事故があまりにも多かった。
話すのも恥ずかしいオフラインでの数々の出来事。
僕がここで全部言及しようとするとあまりにも恥ずかしくて、そのまま短く言って通り過ぎる。
ナヨンが「お願いだから決まった応援方法通りにしてください」と直接注意するほどだった。
概念のないホームマスターからアッケ (悪質な個人ファン) まで、アイドルコミュの精神病者たちをすべて集めたようだった。
他のことはともかく、特定メンバーのパートで意図的に沈黙するのは一体誰の頭から出た行動なのか、あまりにも稚拙で悪意的だった。
そして、メンバーたちの行動も適切ではなかった。
支持していたファンに失望感を抱かせたクラブ出入り事件や、サイン会で発した危険な言葉など、一つのグループという粘り強いチームワークを感じられず、ファンダムも各メンバーの性向に従っていった。
Vアプリでも妙な雰囲気を感じたことが一度や二度ではない。
あるアッケ (悪質な個人ファン) は、ライトファンが減れば減るほどサイン会のカット率が低くなると言って喜んでいた。
このような奴らを必ず間引きして行かなければならない。
彼らはグループの未来に関心がなく、推しが自分を知ってくれてSNSのフォロワー数が増加することだけを望んでいる。
その行動が「ファン心から湧き出たものだ」と言うだろうが、そんなあなたたちこそグループを崩壊させる主犯だ。
そう、百歩譲ってオールファンの比率が少ないとしよう。
どう見ても推し以外は全部気に入らないとしてみよう。
それならWanna Oneのように火力だけでも証明すべきだった。
いくら喧嘩をしても『PRISTIN』という名をかけて動く時だけは、一つになって動かなければならなかったはずなのに、結局そうすることができなかった。
本体で失敗し、ユニットでも失敗し、ファンダムは分散し、大衆にアッケ (悪質な個人ファン) が多いグループ扱いをされたあげくにプデュ48で話題性まで全て奪われて、君が会社の社長なら投資したいと思うか?
ハン・ソンスが金に狂った人であることを誰も知らない。
自分の会社に所属する歌手よりも他の会社の歌手を気にしていることを誰も知らない。
これは批判されて当然だし、君たちがプレディスの社屋に行って総攻する気持ちは僕も十分に理解する。
ところが、総攻の過程で未だに悪習慣を捨てられず、他のアイドルの足まで引っ張ろうとしたのがバレて、ひどく叩かれていたよ。
お前らが本当にファンなのか?
お前たちは「本当のファンだ」と言うが、何の価値もない虫ケラだ。
この総攻も他のコミュニティに全部広がって『PRISTINの近況.jpg』こんな風に画像と文章が回っている。
同情心は買うが、これに何の意味があるのか。
失敗したガールズグループという認識が強くなればなるほど、ライトファンは離脱し、火力は減る。
誰が失敗したガールズグループでオタ活をしたいと思うだろうか。
この世の中で人気のあるガールズグループがどれほど多いか考えてみろ。
ハン・ソンスはPRISTINを転がすくらいなら金になるSEVENTEENやNU’ESTを転がして、キョルギョンを中国で活動させるのが良いと考えるだろう。
いかなる言葉であれ、資本論理の前では何の意味もない。
お金を使いたくないと思うなら、不買運動をするほどやりきれないと思うなら、肯定的な話題でも作って会社に関心を向けさせろ。
公式ファンクラブの名前でボランティア活動を行ったりして、アッケ (悪質な個人ファン) にまみれたグループのイメージを取り除かなければならない。
何もできないくせに、会社の前に大量の抗議文を貼っておいて、あの姿も他のコミュニティにすっかり広がった。

ああいう風に知られてしまえば、失敗したガールズグループとして再び刻印されるだろう。
会社の立場では、本体で活動をしたが失敗し、ファンが主張したとおりに核心メンバーをまとめて活動をさせてみたが、また失敗した。
こうしたらどう思うだろうか。
金にならないグループだと考えるに値するのではないか?
会社は慈善事業をする場所ではない。
練習生に投資した費用がもったいないからと細々と活動させる会社もあるかも知れないが、少なくともプレディスはそのような会社ではない。
勘違いするな、会社が甲であり我々が乙だ。
我々がうまくいけば『甲』にもなれるが、今は『乙』の立場だ。
このまま行けば、グループ自体がうやむやになるだけだ。
総工チームを見ると、残った一握りのファンさえも分裂し、味方になる可能性もあった新しい世代のファンダムにもアッケ (悪質な個人ファン) が多いグループという烙印を押された。
それにも関わらず、彼らを制止する声は聞こえない。
いや、もう言ってくれる人さえいないようだ。
ファンとして抗議文の内容に対してある程度は共感するが、時期が良くなかったし、総攻のやり方は最悪としか言えない。
おかげでカムバックはもう不可能に近い。
なぜ僕がナヨンの近況をgugudanのスケジュールで調べなければならないのか。
PRISTINのファンダムは悪に染まって自暴自棄になったかのように、同じ会社のアイドルだけでなく、他の会社のアイドルの足まで引っ張っている。
当然、他のファンダムに良く見えるはずがない。
もう僕らは怪物になってしまった。