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裏方職業を選択する人へ送る言葉【K-POP】

K-POP

こんばんわ!アイドル見るのが趣味な学生です。

最近見た番組でライブの裏方さんについてやってるのをみました。

将来の職業について特効なども良いかなと思いました。

将来の職業を考える時、自分の興味あるものはなんだと言われたらアイドルしか思いつきません。

これが将来に繋がる方法はありますか?

あと進路選択はどうしましたか?

大人の意見を多く聞きたいので書きました、どうかアドバイスください!

こんばんは、いつも適当な私に進路相談なんて…..私でいいのかい?なんて考えもありますが、メッセージありがとうございます、Time Holicです。

あなたが中高大の内、どの時点の学生さんなのかは分かりませんが、他にも今後の進路に悩んでいる方がいるかもしれませんので、私の職業に対する考えを載せておきますね。

まず最初に自分の興味があるものとしてアイドルを掲げたのなら、その選択肢は表舞台に立つアイドルそのものになる、もしくはアイドルを支える裏方の仕事をするの二択になるのは、これを読んでいる皆さんも考えることだと思います。

テレビで特効の仕事を見て素敵だと感じて裏方を選択するのも良いですが、アイドルに関わる裏方仕事はコンサートであれば特効だけではなく、音響や照明、舞台デザイン、映像など全て違う職業として細かく別れています。

特効は年齢制限もあまりなく、やる気さえあれば学歴も関係なしに働ける職業ですが、ステージ天井に機材を設置したり、火薬を扱ったりするので常に危険と隣り合わせ=誰かの命に関わるような事故に直結しやすい業務であることは知っておいて下さい。

一方で音響や照明、ステージデザイン、映像系は基本的に専門の学校を卒業していないと雇って頂くことすら難しい職業になります。

特に音響は下積み10年で一人前と言われるほど厳しい世界です。

上のどの職業もそうですが、職人気質の上司にひたすらついて行かなければならない体育会系職業となり、理不尽なことで怒鳴られても我慢して永久に働ける覚悟があるのなら今後の進路の選択肢にするのも良いでしょう。

ただし、上手くその職業についたからといって、アイドルの舞台に関われるかと言われたら決してそうではありません。

ファンクラブの運営がしたいと言って運営会社に入ってもアイドルに会うことが出来ないのと同じです。

そして、運良くアイドルのコンサートスタッフ、裏方になれたとしてもじっくり舞台を眺めている暇はありません。

1分1秒単位で自分の手掛ける仕事が遂行できるかどうかが非常に重要な中で、タイミングを何度も逃してしまえば入社した会社も信用を失い仕事自体がなくなってしまうためです。

学生さんだと課題や宿題の提出期限があると思いますが、裏方職業のタイミング=仕事の期限は秒単位でやってくる忙しさだと考えれば分かりやすいかな。

まあ、ちゃんと覚悟があって特効の仕事に就きたいのであれば、予めネットでスタッフを募集をしている会社を探しておいて、卒業前にさっさと応募しちゃうのも手だと思います。

そして、他のクリエイター系 (音響、照明、舞台デザインなど) の職業に就きたいなら必ず専門の学校に入って勉強をして下さい。

ちなみに、私の友人は音響の仕事に就くために当時通っていた4年生大学を中退して、東放学園という音響の専門学校に入りなおしました。

が、現在は音響の仕事はしていません。笑

まあ、アイドルに限らず音楽関係の仕事は作詞作曲に始まりレコード会社や音楽プロデューサー、マネジメント業やスタイリスト等々たくさんあるので、ひとつずつ調べて自分の性格に合う仕事を探してみるのが一番良いと思います。

あ、可能なら予行練習としてライブハウスのアルバイトを経験してみれば一つのステージを作るための簡単な流れが理解できますよ。

そして最後に私の職業選択ですが、私は若かりし頃、アパレル会社を経営するのが夢でした。

音楽も好きでしたが、洋服も好きだったので高校卒業後に地元のアパレル会社に就職しました。

が、1か月ちょっとで退職したんですよ。笑

そこは有名ブランドを扱っている会社で店舗数も多く、田舎のわりには給料もそこそこで人間関係も良い会社でしたが、ある日ふと思ったんです。

このままこの会社にいても、与えられたことをこなすだけでセンスは身につかないと。

だから親に相談することもせずに退職して東京に行きました。

そこから2年間はアルバイトをしながらアパレル会社の経営に必要な流通の仕組みや商品知識を得るため、デニム屋さんとか靴屋さん、雑貨屋さんとか色んな専門店を渡り歩いて、アイテムごとの知識やメーカーさんとのやり取りを勉強しました。

最終的には何故かビンテージの古着屋さんにたどり着いて、事務所管理と各店舗の商品管理、仕入れ等、たくさんの仕事を任せてもらいましたが、経営の観点から見るとあまりにも大変なことに気がついて経営者の夢を捨てたんです。笑

音楽も変わらず好きでバンドもやって、レコーディング作業とかも経験していますが、冗談で言うことはあっても、実際の私は音楽を職業にしようという考えは持たなかったんですよね。

アパレル経営は諦めても他の職業で生きては行けるけど、好きな音楽を職業にして嫌いになるのだけは嫌だったから。

個人的には好きを職業として選ぶことは悪いことだと思いません。

ですが、お金が絡む以上、何かあった時の反動は非常に大きくなります。←覚悟してください 笑

これから学校を卒業して、就職する皆さんに必ず知っておいて欲しいことは、どんな業種の職業についたとしてもお金が関わってくる以上、夢ばかりは見ていられないと言うことです。

理不尽な現実に目を瞑らなきゃいけない時もあるし、やりがいがあって何十年、もしくは定年まで働いたとしても仕事を離れてしまえばお金以外に残るものは何もないのが仕事です。

20代までは職業の地固めをせずに色んな仕事を転々と渡り歩いても良いですが、一生使えるスキルとしてコミュニケーション能力だけは必ず爆上げしておいてください。

そして、「夢のためにがむしゃらに頑張れ」と根拠もなく言う人ではなく、夢を叶えた時のメリットとデメリットをちゃんと教えてくれる危機管理能力を持った人を味方につけてください。

何の役にも立たない言葉かもしれませんが、これが何度か挫折した経験のある私が伝えられる唯一のアドバイスです。

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